足は疲れ、心はさまよう。フォトジャーナリストのアンソニー・トランが、カリフォルニア州サンタモニカからネバダ州ラスベガスまで、ルートもルールもないウルトラマラソンをレポート。カフェインと汗が混じり合う強烈な匂いの中で、ランナーたちは山道や砂漠の回廊という過酷な環境を、根性と栄光のために走り抜ける。一つだけ言えるのは、誰もが苦しむということだ。
写真:アンソニー・トラン / IG:@aaanthonytran。
『Photo Diary』の今回の連載では、アンソニーが長距離ランニングの真の砦である「The Speed Project」を再訪します。額の汗を拭い、壮大な光景を心に刻んでください。それでは、アンソニー・トランにバトンを渡し、彼の体験談をお読みください。



310マイル。42時間38分。これは、これまでで最も切望されてきた非公認レース「The Speed Project」で、Koreatown Run ClubのTeam Real World 4.0(ランナー10名、クルー5名、フォトグラファー2名)がカリフォルニア州ロサンゼルスとネバダ州ラスベガス間の広大な距離を横断するのにかかった距離と時間です。私は幸運にも、サンタモニカ桟橋からラスベガスサインまで無事に走り切るという共通の目標を達成するために、お互いを支え合った友人たちのチームを目撃することができました。



この砂漠を駆け抜ける様子を写真に収めること自体が、まさにマラソンでした。42時間ほとんど眠らず、それぞれのチームがルートのどこにいるのかを把握しようとし、その体験を記録するためのさまざまな方法を考え、スナックとカフェイン以外何も食べず、まともなトイレが見つかるまで水分と固形物を我慢し、必要な時には友人を励まし、うんざりするほどの強風に砂を吹き付けられ、創造的なブロックに苛まれ、そしてただひたすら…すべてを乗り越えました。



しかし、それはまた、最も美しい夕焼けと日の出、アースカラーに染まる砂漠の風景、友人と再会した時の無限の抱擁、「LOCK IN」や「LET’S FUCKING GO」といった声、長いハイウェイでの他チームとの友好的な競争、迫りくる暗闇の中で互いを見つけるヘッドライトとテールライト、自分の区間を終えた時の安堵の笑顔、行け、行け、行けと合図する触れ合う手、静かで個人的な反省の瞬間、心に響く無限のプレイリスト、そしてまさに自分がいるべき場所にいることへの計り知れない感謝の気持ちに満ちた42時間でもありました。















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